1947-11-25 第1回国会 衆議院 本会議 第66号
この長い間の討議を経まして、最も明らかになつた点は、さつきの自由党の代表者が述べられた中にも最も強調された点でございましたが、この法案は増産法案ではなくして減産法案であるというようなことであります。 〔「その通り」と叫び、その他発言する者多し〕
この長い間の討議を経まして、最も明らかになつた点は、さつきの自由党の代表者が述べられた中にも最も強調された点でございましたが、この法案は増産法案ではなくして減産法案であるというようなことであります。 〔「その通り」と叫び、その他発言する者多し〕
われわれは、今回の法案がはたして石炭の増産法案なりや、あるいは現状維持法案なりや、さらに減産法案なりやを檢討いたしておるのでありまするが、この法案は、目下の状態におきましては、遺憾ながら減産法案ということに相なつておるのであります。
石炭新聞に國管は減産法案なりという各公述人が公述したプリントがございますので、これを一々私が讀み上げますことはまことに煩にたえないのでありますが、いずれにいたしましても、商工大臣がこの新聞談話——公式發表の談話でありますが、經營者はその才能を十分に伸ばす、これはとんでもない間違いになつてくる。十分伸ばすどころの騒ぎではない。本法案は減産法案である。